冒険はそこにあ〜る
- creapstore
- 2017年10月17日
- 読了時間: 3分

雨降って地固まる
隣の隣の溶接屋さん方で、匠たちに適当な図面を持ち、適当なオーナー門脇は適当な話をする。
私はその様子を伺う。
匠らは、
『ん〜』と言いながら、その『ん〜』は無理なことを言っているのかと思わせるような『ん〜』だったが、
『できるよ!』『わかった!』という一声。
無理難題を問いかけた時、できない方向では考えず、できる方向で経験値や知恵で可能にできる物差しを持っている匠たち。
個々の持つ、それらの色々な背景が映し出される瞬間であった。
なおかつ、私たちが思い描いていた把手。
T字の把手をどうしても適当オーナー門脇が付けたいらしく、その素材がなく、これまた難題。
ぶっ飛んでいる私の安易な考えで、
アウトドアの二人掛け簡易パイプ椅子を
『♩テッテレ〜!』と、
ドラえもんかのように持っていく。
皆に敬遠されること間違いなしの提案だったが、採用!
自分でも『ウソ〜ん!』と思いながらもそれで話を進めていく。
納期1週間で依頼。
仕上がって来たのは2日後。
錯綜する仕事の中、最短納期で.....
しかも、私たち夫婦のニュアンスを汲み取って更に加工しやすいように仕上げてくれた。
プロフェッショナルでエキスパート!
私たちはまた、周りの人たちの協力により事なきを得た。
扉はできた。
次はCREAPSTOREの顔となる入り口。
竹林と鉄くずが埋まったその場所。
どこから手をればいいのやらの場所。
大家さんも手をつけないのだから相当な場所。
だけど、率先して取り組んでくれたのがカツジーニ(義理父)。
ヤブ蚊に刺され、ブヨに追われ、竹を伐採し私たち夫婦のためを思い.....
ひたすらに、がむしゃらに朝早くから取り組む姿ったら、私はこの家に嫁いで本当によかったと心底思う。
その竹をぶった切った残骸がショップサイトのTOP画面である。
カツジーニに敬意を払い、そうさせてもらった。
本当に凄い75歳。うまどし。
竹林の残骸と土に埋まった鉄くず。
この残骸たちの処理を某部長にお願いする。
『いいっすよ!いけますよ!』の一声。
マジか。凄いぜ、部長!と圧倒されながら、部長と次長に現場を任せる。
短時間で、しかも竹の根元までもをガシガシと揉んでクレーンで慣らしてくれた。
部長と次長の仕事っぷりったら本当に凄かった。
ボコボコになった土。
ふかふか過ぎて歩くことが困難な矢先、オーナー門脇は軽トラを置こうとする。
置いてみると案の定ハマる。
ハマった軽トラを家族一丸となって救い出す。
が、なかなか抜けない。どうやっても抜けない。
そこに、救世主の電気屋さん登場!
仕事帰りのお疲れのところ無理矢理私が引っ張って来たのだが、雪山によく行かれる方なので、車をどうやったら抜けるのかを良く知っているかのごとく手順が早い早い。
でも、『せ〜の!』でやっても抜けない。
電気屋さんの一言で、オーナー門脇は自信が運転する車が四駆だったことに気づく。
『ぶ〜ん!』と
軽トラ、すっぽり進む。
『最低ッ!』と言われながら軽トラすっぽり騒動は終わる。
本日もたくさんの方々に協力していただき私たち夫婦が助かった。
皆様、ありがとうございます!と声を大にして伝えたい。
今日も雨、雨降って地固まる
PS:土がまだふっかふかなので、まだこの扉からは出入りできません。
遊びに来ていただける方、倉庫街の方からお越しください。
申し訳ございません。
※ 適当:適して妥当なさま
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